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相続分野に強い税理士が考える最も有効な相続対策は「事前相談すること」です

事前相談で不安を解消しよう

相続に強い京都の税理士ジンノです。

[chat face=”hair_biyou_kirei_ojiisan.png” name=”” align=”left” border=”yellow” bg=”none”] 相続の相談は不要だよ、だって家族の仲は良好だから [/chat]

相続のお仕事をしているとこのようにおっしゃる方をとてもよく見かけます。

100件以上の相続税申告を担当し、数多くの相談をお受けしてきた経験上、このように「自分のところは大丈夫だ」とおっしゃる方は揉める可能性が高くなると考えています。

 

相続における最も有効な対策のひとつが相続に関する専門家に事前に相談することです。

 

事前相談が最も有効な対策になり得る理由、事前相談をすることで得られるものについて解説いたします。

 

揉めたくなければ事前相談です。

 

目次

事前相談が最も有効な対策になる理由

なぜ事前相談を勧めるのか。

多くの相続の案件を経験してよく感じていたのが、もっと早く相談に来てくれていたら違った結果になったのにな、と。

 

そう感じていた理由はたった1つ。時間は巻き戻せない、ということです。

亡くなった時点で判断する

相続は税金がかかってもかからなくても、亡くなった時点の状況で判断することが大半です。

 

例えば分け方について考えてみると、亡くなった時点で遺言があるかないか、大きく異なります。

 

亡くなった時点で遺言があればそれに基づいて手続きをしたり、実際に財産を分けたりできます。

 

もし遺言がなければ相続人で財産の分け方を決めなければなりません。

当たり前なのですが亡くなった後で遺言を用意することはできません。事前に準備しておかないと亡くなる人の意思で財産を分けることができないということです。

 

税金についても同じことが言えます。

相続税の計算上は様々な特例がありまして、税金を低くする特例が多くあります。

 

その特例を適用する要件は、亡くなった時点の状況で判断することがスタートになります。

 

例えば、小規模宅地等の課税価格の特例、という特例があります。

亡くなったひとと同居しているかどうか、配偶者がいるかどうか、などの亡くなった時点の状況で特例が適用できるかどうかが決まります。

他にも細かい要件はありますが、一番の基本は亡くなったときの状況です。

 

時間は巻き戻せないから事前相談しかない

亡くなったときの状況で判断することがたくさんあるので、相続で揉めたくなければ事前相談は必須です。

 

揉めないように分け方を考えたり、税金がかかるなら税金を納める方法を考えたり準備したり、税金を低くする節税がないか検討したり。

 

こういったことは財産を遺すひとがお元気なうちに取り組んでおかないと、亡くなった後ではできません。

 

相続にまつわる揉め事の大半は財産の分け方が原因です。

 

高齢化社会を迎え、平均寿命が長くなり人生100年時代とは言いますが、その分、認知症のリスクも皆に等しくあります。

 

財産を遺す人が認知症になってしまうと相続対策は出来ません。

そういう意味で「お元気なうちに」ということを常々お伝えしています。

 

事前相談しておくだけで回避できる揉め事はたくさんあります。

備えあれば憂いなし、相続に携わるようになってこの言葉が本当によく身に染みています。

どんな人が揉めやすいのか

お客様や相談者の方と相続のお話をしていると大体3種類にその方の考え方が分類されていきます。

 

[box04 title=”どの人の考え方が揉めそうか”]
  1. 仲が悪い親族がいるのでまず間違いなく揉めると思っている方
  2. ちょっと心配なことがあって聞いておきたいと思っている方
  3. うちはみんな仲良しだから揉めないし対策も不要と思っている方
[/box04]

 

みなさんはどの方が揉めそうか分かりますでしょうか?

 

相続に数多く携わっているとなんとなくわかるかもしれません。

 

①の考え方の方は、揉めそうというのが分かっているのである程度対策をしようとします。

遺言を作ったり弁護士さんに相談したり、予防できることに対して積極的です。

 

②の考え方の方は、もし相続になったら心配なこと不安なことがあるので、相談しておきたい、出来ることがあればやっておきたいと考えます。

 

相続というのは人生においてそう何回も経験することでもないので、やはり不安なことがあるのは通常です。

 

③の考え方の方は、自分のところだけは大丈夫だということで全く何もしません。事前相談も対策も何も手を付けない。

 

ここまで読めばわかると思いますが、揉める可能性、揉めたらこじれる可能性が最も高いのは実は③の考え方です。

 

揉めそうなのが分かっている、心配なことがある、そういう方は行動に起こしますし、ある種の覚悟があります。

 

揉めるかもしれない、そう思って事前相談をする方と、揉めない、揉めるはずないと思っていて揉めてしまった場合と、こじれ方に大きな差があると個人的な経験上で感じています。

 

自分のところだけは大丈夫だ、そう思いたい気持ちもよく分かりますが、事前に相談し対策しておくことで防げることはたくさんあります。

 

病気の予防と同じく家族の揉め事も予防する時代になっています。

 

財産の多い少ないでいうと、多い方はそれなりに相続に向けて準備をします。

一方で財産が比較的少ない方(5,000万円以下ぐらいを想定)はそもそもの準備をしない傾向が強いです。

 

そうなるといざ相続が始まると、対策も心の準備もしていないので戸惑いの中でいろいろなことを決めていかねばならず、不安な気持ちにさいなまれることが多いです。

 

なぜかというと相続の世界にはコレが正解、となる答えはありません。

こうしたほうが税金が安いなど、税金面で最も有利な分け方や内容というのはありますが、家族全員が納得できるかというとそれとこれとは別です。

 

家族の数だけ納得できる形があるのが相続です。答えがない分、不安も大きくなります。

事前相談をすると得られるもの=不安な気持ちの解消

事前相談でご相談をお受けし、お話を伺うだけでもやはり相談者の方はとても安心されます。

 

お話を伺って可能な対策を提案し実行されると、より一層安心していただけます。

 

相続の相談というのは財産の相談でもあり、家族の相談でもあるわけです。

 

相談しづらいことかもしれませんが、思い切って一歩を踏み出してもらえるとその後の生活の質が変わると言っても過言ではありません。

 

家族の数だけ答えがあって、相談者の方の考え方、財産を遺す方の考え方にも大きく影響されます。

 

税金を低く抑える財産の分け方だけが答えじゃない、というのは相続の世界の特徴でもあるのです。

 

不安な気持ち、心配な気持ちがあるとやはり日々の生活に影響もしますし、穏やかに日常を過ごそうと思うと不安な気持ちの解消は大切だと考えています。

まとめ

[box03 title=”本記事のまとめ”]
  1. 相続は亡くなった時点の状況でいろいろな判断をする
  2. 相続で揉めたくなければ事前相談が必須
  3. 自分のところだけは大丈夫だ、というのはとてもキケン
  4. 事前相談は揉め事の予防
[/box03]

財産を遺す方ご自身は、揉め事に対して直接は関わりません。ご自身が亡くなった後に家族が揉めるからです。

ご家族同士が揉めて嬉しい人は誰もいません。

事前相談をすることで防げることはたくさんありますので、一歩踏み出して相談してみてはいかがでしょうか。

事前相談についてはこちら

 

 

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この記事を書いた人

京都市下京区で税理士をやっています、ジンノユーイチ(神野裕一)です。
相続や事業のお困りごとを丁寧に伺い、解決するサポートをしています。
フットワーク軽く、誠実に明るく元気に対応いたします。

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