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「フリーランスはお早めに税理士にご相談を」の理由

ご相談はお早めに

こんにちは、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

フリーランスの方からはよく「こんなことを聞いてもいいものか迷った」、「どのタイミングでご相談すれば良かったでしょうか?」というお話をいただくことがあります。

 

答えはシンプルで「基本的なことでも全然ウェルカム(私の場合)」で「ご相談はお早めに」ということ。理由も含めて解説します。

 

目次

基本的なことをお伝えするのも専門家の仕事

こんな基本的なこと(ご本人がそう思っている)で税理士さんに相談しても良いものかわからなかった、というお話を耳にすることがあります。

 

今の世の中、インターネットがあればなんでも調べられるような時代になりつつあります。

 

税金のことも同じくでいろんな情報が溢れているので「こんなこと聞いてもいいのだろうか」「自分で調べてくださいとか怒られないだろうか」、そう感じてしまうことがあるそうです。

 

そもそも税金のことについて学ぶ機会があまりないのがフリーランスの方をめぐる実情ではないでしょうか。

 

納税は憲法に定められた国民の義務であるにも関わらず、仕事をし始める段階においても勉強する場がない不思議な存在です。義務教育の中に租税や税金の話がないのも不思議だなと日々感じます。それはさておき。

 

わからなくても当然とは言いませんが、世の中に情報があふれる中で何が自分にとって正解か分からない、税金のことは???なことばかり、となることはある意味自然なことじゃないかと私は考えています。

 

税金について学び、日々の経理や帳簿作成で自分の事業の現在地を知る、ということはとても大事なことです。

 

自分の事業の数字を把握していないということは、目隠しをして自転車に乗るようなとても危険な行為です。

 

そこから脱しようと一歩踏み出してご相談に来ていただけることは税理士としてとても嬉しく私自身は感じます。その一歩踏み出した気持ちをとても尊重したいです。

 

税理士として難しいこともわかりやすく、初歩的なこともわかりやすく、それを基本として日々お客様のサポートをしています。

 

こうして初歩的な内容でも全然OK、ウェルカムですと書いている税理士はたくさんいますのでご自分のお住まいの近くからでも探してみてはいかがでしょうか。

 

「税理士 〇〇市 フリーランス」とかで調べてもらえればお近くの税理士で良さそうな人がヒットするでしょう。

 

お早めがいい理由

では実際に相談をしたいと思った時にいつ相談に行くのがいいか、というご質問に対するシンプルな答えは「お早めに」ということ。

 

何故かというと特にフリーランスの方の確定申告については、正直なお話をするとこちらも繁忙期にご相談をいただくとお断りをせざるを得なくなる、という可能性があるからです。

 

税理士にもよりますが、確定申告のお仕事をたくさん引き受けている場合、年が明けて2月〜3月にかけてはいわゆる繁忙期と呼ばれる時期です。

 

キャパシティの問題だろうと言われればそれまでですが、お早めにご相談いただいた方がお互いに余裕を持って対応ができます。

可能であれば年内に一度ご相談をしていただくのが最もいいタイミングだと考えています。

 

私自身は既存のお客様へは11月ごろに一度お声がけをして確定申告について準備をしていきましょうというアナウンスをしています。

 

これも税理士によって大きな違いがある部分ですが、仮に年に一度の確定申告であっても準備は必要ですし早めにお声がけするように心がけています。

 

躊躇している間に時間は過ぎていく

フリーランスの方の確定申告や決算の内容を拝見すると、ここは直す必要があると判断する部分が多数出てきます。数の大小はありますが全く修正ポイントがない内容の決算・申告を見たことはありません。

 

この状態では申告をすることが難しいだろうなということで修正をしていくのですが、早い段階、年内のうちのその部分を直す段取りがついていれば確定申告の時に慌てなくても済みます。

 

焦ると何でもロクなことはありませんので早め早めの対応を私自身も心掛けています。

 

確定申告というイベントについては申告期限がありますので、逆算していつまでに終わらせようと予定を立てておくことも大切です。

私が確定申告業務をご依頼いただいているお客様に資料などをお願いするときには、年内11月ごろに一度帳簿や経理の状況を進めてもらい、あずかれるところまで預かります。

 

その後の分、例えば10~12月の分と確定申告に必要な書類を年末年始にまとめていただいて、1月中に追加でお預かりをします。

 

分けて分散できればそれが一番ですし、日々コツコツと経理・帳簿つけをしているだけでも時間的な余裕が生まれますのでこちらもオススメしたいところです。

 

本業でお忙しい方こそコツコツやって年明けに作業が溜まって憂うつになる気持ちを少しでも減らしたほうがいいです。

 

まとめ

基本的なこと、初歩的なことだと思われることでも全然ウェルカムです。

また躊躇している間にどんどん後回しになってしまい、時間の経過とともにどんどん憂うつになりますのでお早めに相談をしてスッキリした状態になることをお勧めします。

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この記事を書いた人

京都市下京区で税理士をやっています、ジンノユーイチ(神野裕一)です。
相続や事業のお困りごとを丁寧に伺い、解決するサポートをしています。
フットワーク軽く、誠実に明るく元気に対応いたします。

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