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亡くなったときのご本人の状況から想像したいこととは?

ヒアリング

こんにちは、京都の税理士ジンノです。

相続はヒアリングをしたうえで、いろんなことを想像することが大切です。

亡くなったときのご本人の状況から想像したいこと、なぜ想像することが大切かをお伝えしていきます。

目次

施設、病院、自宅、どこで亡くなりましたか?で想像したいこと

どこで亡くなりましたか?というのは、聞けるようで聞きづらいお話かもしれません。

でもこれは非常に大事な特例の適用に影響することがあります。

 

その特例は「小規模宅地等の課税価格の特例」という特例です。

この特例は、亡くなったかたが最後にどこで亡くなったか、亡くなる直前に住んでいたのはどこか?というのが適用に際して非常に重要になります。

 

相続の場面に限らず、聞きづらいことを聞く、というのは難しい場面もありますが、この特例に関しては税金の金額が大きく変わる=減少する可能性を秘めていますので必ず確認したいところです。

 

聞きづらいこと、一見すると相続に関係のない話と思われるかもしれないので、私の場合はご面談の際に、「これからお伺いすることは相続税の申告上、とても大切なことです」ということを、先にお伝えするようにしています。

 

そしてなぜそれを伺いたいのか、理由を添えてご説明することで、むやみやたらとヒアリングをしている、個人情報をやたらと聞きたがっている、という相続人の方の誤解を避けることができます。

 

話を戻すと、高齢者の方向けの施設というのは今ではかなりの種類に上ります。

特別養護老人ホーム(いわゆる特養ですね)や老人保健施設(いわゆる老健)、グループホームや高齢者専用介護付きマンション、終身利用権付きの施設などもあります。

 

施設に入所する際には、住民票を移す必要があるものもありますが、相続税の場合は実態で判断をします。

 

実態で判断するとはどういうことかというと、本当のところはどこに住んでいたのか、元気になったら帰る場所はどこか、それは住民票があるところなのか、ということです。

 

住民票がある場所に必ずしも住んでいない場合もありえますし、住民票がある場所=住んでいる場所ではない、ということです。

 

このような実態を確認しようと思うと、相続人の方から亡くなった時の状況をヒアリングする必要があります。ヒアリングした上で、どんな風に生活しておられたのか想像することが必要です。

 

想像した上で、こういうことでしょうか?という内容を相続人の方に確認しつつ、特例が適用できるかどうかを判断していくこととなります。

亡くなった原因で想像したいこと

亡くなられた原因というのも聞きづらいことの一つでしょう。

 

辛いことを相続人の方に思い出させてしまうかもしれませんが、これも可能であれば伺っておきたいところです。

 

というのも、急に亡くなったのか、長い療養期間があったのか、がんなどの病気で亡くなられたのか。

このあたりの状況というのは、預金の流れ、生活費の流れに現れてきます。

 

例えば、がんで亡くなられたという場合、海外からお薬を個人輸入したりで、かなり高額な出金があることがあります。

 

預金の動きというのは預金通帳の摘要を見ればわかるものとわからないものがあります。

預金の動きを確認する上で大切なのが、何におカネが使われていたのか?という想像です。

 

預金の流れ・動きというのは、全ての相続税申告で必ずチェックしていますが、これは相続人とのおカネのやりとりがないか、贈与がないか、何かモノに変わっていないか、相続財産の漏れがないかのチェックのために必要です。

 

このチェックをするに際して、生前の生活の様子というのはやはりキーポイントになりますし、相続税の税務調査でも預金の流れから名義財産を指摘されるケースが非常に多いです。

 

名義預金や名義財産として計上しておく必要がないかを確認するのですが、亡くなった原因をあらかじめ伺っておくことで、おカネの使われ方がよくわかります。

 

どんな風に生活しておられたのか、おカネを使っておられたのかをよく想像してから預金の流れをチェックすると、漏れの少ないチェックになります。

まとめ

相続のお話は相続人のお話から、亡くなったかたの生活の様子を想像することが非常に大切です。

思わぬところから財産漏れを指摘されるのが相続税の税務調査の特徴ですので、それをなるべく少なくするために、生活を想像することが必要です。

 

 

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この記事を書いた人

京都市南区で税理士をやっています、ジンノユーイチ(神野裕一)です。
相続や事業のお困りごとを丁寧に伺い、解決するサポートをしています。
フットワーク軽く、誠実に明るく元気に対応いたします。

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