弊所でも利用しているstripeという決済システムでコンビニ決済が導入されました。テストしてみたのと自社サービスでの決済方法を考えてみましょう、ということをお伝えします。
stripeのメリット
独立して以来、事務所のご請求でクレジットカードをご希望の場合にはstripeで決済メールをお送りしています。
現状、当事務所ではVISAかMasterのいずれかのカード決済のみ対応をしています。
クレジットカード決済のツールとしてはほかにもありますがstripeを導入すると便利な点としては
・決済手数料が3.6%で一律でシンプル
・月額基本使用料がない
・Wordpressとの相性がいい
・決済者のアカウントが不要
・支払管理などの管理画面(ダッシュボード)が分かりやすい
といった点をあげることができます。
導入コストも低いですし早く導入しやすいので自分のサイト(Wordpress)でモノやサービスを提供する場合には選択肢として検討してみてください。
いままで入金のトラブルなどは弊所においてはありません。
先日、ストライプジャパンからリリースされた情報で3月3日からコンビニ決済対応が開始したとのことです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000077879.html
(PRTIMESのサイトに遷移します)
対応するコンビニエンスストアはファミリーマート、ローソン、ミニストップ、セイコーマートとのこと。(セブンイレブンは決済システムが複雑すぎるので対象から外したという情報があります)
日本ではクレジットカード決済に次いでコンビニ決済が多いとのことで、日本独自の新機能としてリリースされたそうです。
テスト環境でどうなっているのか試してみました。
コンビニ決済の方法(テスト)
stripeのダッシュボード画面でテスト環境にしてやってみます。
stripeのテストモードでの請求書発行画面です。
請求書を作成して支払方法を選ぶ際にカードの横にコンビニ決済も選べるようになっています。
今回のテストではコンビニ決済を選択して請求書を発行しましたが、支払いオプションをそのままにしておいても請求できます。
つまり請求書の受け取り側でクレジットカード決済でもコンビニ決済でも選べるということです。これはとても便利です。
パソコンでの表示はこんな感じ。
スマホでの表示はこんな感じ。
支払方法の選択肢をどこまでとするか
弊所ではクレジットカード決済か振込での対応をお願いしていて現金での受け取りは行っていません。
選択肢をどこまで増やすかというのは事業者にとっては悩みどころではあります。
というのも税理士としてお客様の帳簿を拝見したり、税務調査に立ち会うことがあると現金の残高確認というのは必ずあります。
なぜかというとズレが生じやすいからでなおかつ管理が結構大変だからです。手間がとてもかかるということです。
最近は現金での決済はなくキャッシュレス決済、クレジットカード決済のみの対応としている飲食店も出てきたりしています。
キャッシュレス決済の推進は感染防止の対策としても有効です。現金でのやり取りの場合はトレーなどを使わなければ手渡しで紙幣や硬貨のやり取りがありひととの接触と言えます。
支払方法の選択肢をどこまでとするかは事業において結構大きなウェートを占めますので、一度しっかり検討してみましょう。
決済方法を絞ると自然と顧客を絞ることにもなります。
弊所ではstripeがコンビニ決済に対応したのでそれに伴い支払方法にコンビニ決済を順次追加していきます。
まとめ
stripeという決済システムでコンビニ決済が可能になったお話をお伝えしました。
事業主のかたは自社サービスの決済についてどのような方法をとるかを考えてみましょう。
現金決済を減らしたい、なくしたいのであればどのような方法が自社サービスやその後のバックオフィス部分と相性がいいか、検討してみてはいかがでしょうか。