まだタイミングじゃないな、という方はぜひ毎月末の事務所通信メルマガ(無料)の登録をこちらから!

自分の仕事を知ってもらうきっかけ作りから始める

自分の仕事を知ってもらうきっかけ作りから始める

フリーランスのかたと接する機会が多いですが税金や会計のこと以外でのご相談もあります。

特に多いのが営業活動をどうやっていけばいいか、という不安や悩みです。

私自身もフリーランスとして5年目を迎えていて私の経験したことなどをお伝えしています。

目次

営業だからと堅くならない

システムエンジニアやデザイナーのかたですと、勤め先から独立をして最初の仕事は関係が良好であれば元の勤め先から業務委託をする、というのが多いです。

いきなり売上ゼロだとものすごく不安ですし、仕事がある状態というのは安心です。

ただ、元の勤務先とずっと一社専属みたいな形で仕事をしているとある日突然「内製化したから契約は今期までで」と言われる可能性もあります。

そうなってから営業活動を始めるのでは遅いですし、残された期間でそのなくなるであろう仕事と同じぐらいの売上を確保できるかは未知数です。

むしろ今後はインボイスの件もありますし、フリーランスや個人事業主との契約をシビアに見られる可能性もあります。

ですので、仕事があるうちから営業活動をしておいてはどうか、ということをお伝えしています。

顧客がゼロからのスタートの場合は営業活動に時間をかけていく必要がありますしそうしないといけませんが、そうじゃない場合は普段の仕事と並行して進めましょう。

いきなり営業活動をして成果がでるほど普段の仕事で引き合いが多ければよいですが、たいていの仕事は競合もいますし、いきなり仕事が取れることは少ないです。

そのため、営業活動を細くでもよいので進めていく、堅く考えずにまずはどういうお客様に来てほしいかを考えつつ私自身も取り組んでいます。

いまは5年目になった私も最初はお客様ゼロでしたので不安が強かったですが、いまは食べていけるぐらいの収入は確保しています。

そのため営業しなくても今は問題がないですが、お客様の入れ替えはあるものですので急に必要になったから営業をして慌てるのではなく、普段の仕事に営業活動を組み込むようにしています。

自分の仕事を知ってもらうきっかけを作る

私の場合は税理士で士業ですからある程度仕事の中身が知られています。

その分、競合も多いのですがそれでも仕事を知ってもらう、自分がここにいるということを知ってもらうことがまずはスタートです。

そのためにできることはあるでしょうか。

例えばシステムエンジニアであっても個人の仕事用webサイトは作れますし、そこに自分の業務とメニュー、出来れば価格表があるとよりよいでしょう。

デザイン業務であればこれまでの実績で出せるものをポートフォリオでまとめるなども私のお客様では取り組んでいる方が多いです。

知ってもらったその先でご依頼にすぐつながればよいですがそういうことがないことも多々あります。

タイミングがあって始めてご依頼につながっていきます。

なので気長に待つことも営業方法によっては必要ですしネットを使って営業するのであれば余計に時間軸は長めに考えておくのがよいです。

紹介で仕事のご依頼をいただくこともありますが、一番良いのは◯◯さんだからお願いしたいという直接のご依頼です。

そこをいかにしていただけるか。

私は営業活動の軸をそこに置いていますので無理してガンガン取りに行くことはしていません。

発信はしていますが売り込みという形ではないので基本は待つ形になります。

だからこそ細く長く営業活動を続けているとも言えます。急に初めてタイミングが合うことはまれです。

自分の業務がお客様にとって必要になったときにご依頼をする段になって思い出していただけるのがベストだと考えています。

もし対面で営業活動をするということであれば同業者がいないところのほうがいいでしょう。

そうでなくても競合になるわけですからそこと戦うことになると価格競争になりかねません。

掛け算を狙えるような、例えば私で言うと税理士×漫画家・同人作家みたいな×◯◯なところを探してみるのもよいです。

まとめ

フリーランスのかた向けに営業の話を書いてみました。

私自身もフリーランスで顧客がゼロからのスタートでしたが、細く長く事業を続けるために細く長く営業活動を続けています。営業活動そのものをロングスパンで考えて興味が出てきたものについて取り組んでみましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

京都市下京区で税理士をやっています、ジンノユーイチ(神野裕一)です。
相続や事業のお困りごとを丁寧に伺い、解決するサポートをしています。
フットワーク軽く、誠実に明るく元気に対応いたします。

目次