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当事務所で記帳代行をお引き受けする理由

記帳代行もやり方ひとつ

こんにちは、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

当事務所では法人・個人事業主のお客様いずれも記帳代行を前提としています。税理士業界では記帳代行をしない方向性のかたもいらっしゃいますが、当事務所ではお引き受けしています。

 

無理にと言うことではもちろんなく、自社で完結している場合にはそれで問題ないです。

当事務所でお引き受けして状況・環境を整えてから自社での記帳に取り組んでいただくようなサポートも行っています。

なぜ当事務所では記帳業務をお引き受けする前提なのかお伝えします。

 

目次

本業に集中するという考え方もありだから

日々の記帳に対して必要ではありますが、スタートアップなど起業したての方は特に日々の経理記帳業務は後回しで本業に集中するという考え方があります。

 

しっかりと売上を獲得して利益を獲得できるまでは本業に集中したほうがよい場合が多いです。

 

売上も利益もない状態で、節税について考えることは必要ありません。まずは事業が上手く回るようにエネルギーをそこに投入したほうがよいと考えています。

 

日々の経理、記帳作業に時間を取られるのであればその部分は一旦アウトソーシングする、そんなイメージです。

 

一旦と書いたのは、例えば人を雇えるだけの利益が出てきたので経理業務や記帳を任せられそうな方を雇う、という場合には税理士にアウトソーシングした記帳をインソーシング、社内で完結することに取り組むこともあるからです。

 

記帳業務は自社でやったほうが確かにいろいろな経営判断をするにあたってよりタイムリーに事業に関する数字を把握することができます。

 

記帳業務についてのスピード感は、記帳代行<自社記帳、です。

ただし、記帳業務に慣れていて大きなイレギュラーがない場合に限ります。自社で帳簿作成業務をできるようになるまではある程度の知識・慣れとそれなりの時間が必要です。

 

そこに時間を最初に投入するのであれば、貴重な時間を営業活動などに充ててもらったほうが事業がスムーズに回ります。

 

日々の記帳業務に捉われて合わない残高を修正するのに時間を取られるのであればお任せしてもらったほうが良いのでは、と考えています。

 

もちろんご興味があれば自社での記帳に取り組んでもらえれば全然OKですが、自己流ではなく基本的なことは税理士に確認したほうがよいでしょう。

 

お客様のニーズがあるから

記帳代行をせずに自社で経理をすることについてポジティブに捉える事業者様が増えてきてはいるものの、いまでも記帳代行のニーズはあります。

 

なぜかというと、経理した伝票等々を帳簿にするという記帳について学校においても事業を始めても主体的に学ばなければ誰も教えてはくれないからです。

 

会計帳簿を作ることそのものについてチンプンカンプンな状態で、キチンと教わることなく決算書ができるほど記帳業務は簡単なものではありません。

 

経理作業(請求書作成や入金確認、支払い管理など)から記帳への流れ、勘定科目、貸借対照表、損益計算書、資金繰り、いろんな要素があり全体を把握する必要もあります。

 

少なくともご自身で学ぼう、習得しようという気がなければ自然と身につくものではありません。もちろんご自身で帳簿作成できている方は問題はありません。

 

日々記帳することが苦手、そういうことであれば税理士にお願いしても私は良いと考えています。

 

ギャップが大きいから

これはある程度、発生してしまうことではあるのですが、お客様がご自身で記帳業務をやっていて「できたと思う状態」と、税理士側で記帳業務が「できていると思う状態」のギャップが大きいことがあります。

 

少なくとも預金や現金の残高が合っている、期中においてもマイナス残高になっていない、売掛金、買掛金、未払金などの管理ができている状態でないと、税理士側で修正をする事項が多くなります。

 

お客様が記帳業務をした後にチェックをし修正をすることももちろん税理士の業務のひとつですが、修正事項が多すぎるとイチから入力したほうが速くて正確、ということがあり得ます。

 

そうなると結局のところ作業時間としてこちらで引き受けたほうがスムーズにいく場合もあるので、実際に記帳業務を自分でやっていく、ということでしたらどれくらいの精度でできているか確認をさせていただいております

 

ご自身で行うという場合にはどのように行っていくか確認をしながら初期段階でのサポートに留めるのか、一旦こちらでお引き受けして記帳業務を自社で行う環境が整ったら実施してもらうのか、ご相談させていただいております。

 

今はご自身で記帳をするにあたってもクラウド会計など便利な会計ソフトがあり、インターネットバンキングと連携する、請求書発行と連動する、など工夫次第で入力作業そのものを減らすことができます。

 

そういった状態にこちらで整えてから記帳業務をスタートしていただくことも可能ですし、本業に集中したいからお願いします、というスタンスのかたも大歓迎です。

 

まとめ

記帳業務の効率化はネット環境が整っていればかなりの部分を進めることができます。

 

そこも含めてサポートさせていただいておりますので、状況に合わせて記帳業務については柔軟に対応しております。

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この記事を書いた人

京都市下京区で税理士をやっています、ジンノユーイチ(神野裕一)です。
相続や事業のお困りごとを丁寧に伺い、解決するサポートをしています。
フットワーク軽く、誠実に明るく元気に対応いたします。

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