フリーランス

フリーランスがこまめに経理していると得られる効果とは

自分の事業の現在地

京都のひとり税理士ジンノです。

そろそろ今年が始まって半年が経とうとしていますが、フリーランスの皆さんは、ここまでの経理出来ていますか?

と、年明けにまとめてやるからいいのよ

そんなお声が聞こえてきそうですが、日々の経理をこまめにやっていると得られる効果がありますので、本記事ではその効果を解説します。

この記事を読めば今日から経理をやりたくなること間違いなしです。

 

自分の事業の現在地、わかりますか?

さて、年明けにまとめて経理するから大丈夫だ、と思っているフリーランスの方へ、お伺いします。

 

今の時点で、あなたの事業についておカネを幾ら使えるか、把握していますか?

 

これとっても大事なことなので、掘り下げていきますね。

 

商いは牛のよだれ、春夏冬(あきない)

耳にしたことがるかもしれませんが、商いは牛のよだれのように、と言われたりします。

 

牛のよだれ、みなさん想像してみてください。切れ目なく、ながーく垂れていますよね。

 

決して面白くないギャグではなく、商いは牛のよだれのように細く長く続けるべし、というお商売に関する格言なんですね。

 

この言葉は事業を継続することの難しさを表しているのですが、細く長く続けることがいかに困難か、というのはフリーランスとしてお仕事をしていると気がつくことかなと思います。

勢いも大事だけれど足元をみてみよう

独立してフリーランスとして仕事をするキッカケは色々あるかなと思います。

 

職場では自由に羽ばたけない、家族との時間を大切にしたい、やりたいことをやってみたい、腕試しをしたい、いろんな理由があるでしょう。

 

そして勤め人から独立してフリーランスになろうと思うと、ある程度のエネルギーが必要で、そういう意味で勢いが必要かなとも感じます。

 

でも勢いよく離陸したはいいものの、飛び続けるためのエネルギーが幾ら残っているのか、今の現在地はどこか、わからなければ飛び続けることはできません。

 

飛行機に例えると、ガソリンが事業に使えるおカネ、レーダーとマップが事業の現在地、です。

 

ガソリンが幾ら残っているのか、どの高さを飛んでいてどの時点で補給をするのか、目的地までどれくらいか、そういうことを把握していないと、不時着したり目的地まで到達しづらくなるのはわかりますよね。

 

事業も同じで、今使えるおカネと事業の現在地を知るためには、やはり今の時点での状況を客観的な数字=日々の経理で把握しておく必要があります。

得られる効果

では、日々の経理が大切なことはわかったとして、得られる効果は具体的な効果は何か、というと様々な判断をしやすくなるということです。

 

こちらも掘り下げていきましょう。

キャッシュがどう回るか、それが大事

どんなフリーランスの職種の方でも、資本(おカネと時間)を投下してリターン(売上)を得ることで商いが成立します。

 

事業を続けようと思うと、今の時点で投下できる、投入できるおカネと時間を把握しておかないと、リターンを得られません。

 

時間については日々の生活の中で仕事をする時間を決めている方も多いのですが、おカネに関してはどうでしょう。

 

今月の売り上げ、利益、把握していますか?万が一、売上が得られないかもしれないけれどいつまでならば生活できそうですか?

 

おカネ回りのことを把握しているだけで、大丈夫なのか大丈夫じゃないのでどうするのか、という判断をしやすくなります。

 

経理というのは過去のことを記録していくことですが、コツコツと経理していることで、未来、将来を考える材料になります。

 

そのような指標がないと人間は不安になるんです。

 

前述の飛行機の例でいうと、ガソリンが幾ら残っているのか、補給できるのか、今どの地点を飛んでいてどこまで飛べるのか、そういうことを把握して安心して長く飛ぶためにもこまめな経理が必要です。

あなたの勘は頼りになりますか?

不測の事態が生じるのがフリーランスのお仕事でもあります。売上の見込みがなくなったり、あるはずの入金の遅れなどがあると、人間誰でも焦ります。

 

事業の内容についての勘はある程度大事ですし、直感に従う場面もあるでしょう。

 

でも事業に関する数字を把握することに対しての勘とお仕事の内容についての勘は全く別物です。

 

黒字倒産という言葉があるように、売上はあって利益も出ているけれどおカネがなくて倒産する、ということは現実にあり得ます。

 

また、売上に対して利益が低すぎるのに気がつかずに、安いだけで売れるものばかりを売ってしまう、提供してしまうと同じことが起きます。

 

税理士であっても日々の経理をコツコツやっている人が多いのですが、それは数字が客観的な状況を教えてくれるからでもあります。

 

おカネ、ひいては事業を継続するのに大事なことだからこそ勘に頼らない、ともいえるでしょう。

 

数字に強い、おカネの計算に強い、そういうイメージをお持ちであろう税理士であっても、こまめに経理しているのは、そういう理由があるからです。

 

おカネに関する勘が頼りになりづらい、ということを多くの税理士が感じているからこそ、日々の経理をコツコツしているとも言えます。

まとめ

本記事のまとめ
  1. 事業にとっておカネは飛行機にとってのガソリン
  2. 幾ら使えるかで自分の思う場所に飛べるかがイメージできる
  3. 今の状況を客観的に知れることで安心できる、次の一手の判断基準になる

日々の経理、フリーランスの方には結構ハードルが高いようなのですが、毎日やれるのであれば5分で終わります。

その5分で安心できる材料を得る、判断をするきっかけを得られるのであればやる価値はあると考えています。

当事務所でもフリーランスの方の日々の経理の土台づくりをお手伝いしておりますのでご検討ください。

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ジンノユーイチ
京都市南区で税理士をやっています、ジンノユーイチ(神野裕一)です。 相続や事業のお困りごとを丁寧に伺い、解決するサポートをしています。 フットワーク軽く、誠実に明るく元気に対応いたします。
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