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マネーフォワードで確定申告書作成を試しに使ってみよう

申告書を作る準備

こんにちは、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

フリーランスで活動している方はそろそろ確定申告の準備を始めたほうがよい時期に差し掛かっています。

オススメは年末年始にある程度までめどをつけること。ある程度、というのは領収書・レシートの整理入力、申告書提出等の手順や準備をすることです。

マネーフォワードで記帳をしている方は確定申告書作成のページがアップされているので試しに触ってみましょう。

 

目次

まずは決算の内容をチェックしてみよう

申告書を作る前にまずは決算の内容をチェックすることが必要です。流れとしては

日々の記帳・経理

月々の記帳・経理

年度締めの記帳・経理

という3段階です。

 

日々の記帳経理は、例えば昨日買ったもののレシートの入力やスキャンをして記帳をすることがメインとなり日々やっておくとあとでまとめてやらなくて済みます。

後でまとめてやらなくて済むというのはじわじわ効いてくるものですので思い立ったときからトライしてみましょう。

 

月々の記帳経理は、お仕事をしたなら末締めで請求するところは月末付で請求書を発行したり、支払いが月末まで払いならば支払・振り込みの処理をしてそれらの内容を記帳経理することです。

請求書を作ると自動で仕訳が作成されるクラウド会計もありますのでそういうシステムを使ったり、Excelで作ったものを発送し入力するということもあるでしょう。

 

年度のしめは減価償却費や、未払項目(サービス等の提供は受けたけどまだ対価を支払ってないもの)、未収項目(売上としてサービス等の提供は終わっているけれどまだ対価を受け取っていないもの)などの項目を整理し適切に処理することです。

普段から未払・未収・前払・前受の処理を適切にしている場合は特に年一回だけの作業が必要ないケースもありますが、決算書を作る時に確認をしておく必要はあります。

 

その他に物品を取り扱う、原材料があるものについては棚卸し(年末の時点で数量を計算し、その価格を調整する作業)も必要となります。

 

これら3段階のいずれも適切の行えて初めて決算の内容が確定することになりますので、日々が追い付いてないなら日々の分を先にする必要がありますし、日々の分、月ごとの分が順調なら年度締めの分を見始める時期です。

現時点で分かっている項目を入力

初めての方は何をどう入力して行けばいいのかそもそも分からないと思います。

今の時点で申告書を出すわけではないのでどういう項目を入力する必要があるのか試しに触ってみましょう。

確定申告書を作成①

 

構成としては以下の5段階となります。

①申告情報

申告情報

こちらの項目ではどのように申告書を提出するか(スマホ、e-Tax、窓口)を選択し、どんな種類の所得があるかを選択します。

青色申告特別控除も申告書の提出様式で10万円、55万円、65万円を選ぶことができます譲渡所得などがあれば画面表示している部分の下にスクロールすると項目が出てきます。

 

②基本情報

基本情報

こちらの項目では申告する人の氏名・住所等の情報や配偶者や扶養している人がいる場合にはそれぞれの情報を入力する項目となります。

イメージとしては申告書の上部の部分に該当する箇所です。

 

③青色申告決算書

青色申告決算書

ここではマネーフォワードで作成した決算の内容を申告書に取り込むことができます。今の時点では完成していないでしょうがあとでまた随時のタイミングで取り込みできますので、まずは取得してみましょう。

決算書の内容で、家賃や税理士報酬、利息等を入力する際にはこちらの項目から入力することができます。

 

④申告書

申告書

申告書の項目では右側に申告書のイメージデータを見つつ、その他必要項目を入力していきます。

事業のほかに給与があればそこに入力したり、所得控除関係もここで入力をします。申告書第2表の項目を入力していくイメージです。

(黒塗りの部分は個人情報なので消しています)

 

2020年11月27日時点においては給与所得控除が65万円から55万円に変更になっておらず、また基礎控除額も38万円のまま(令和2年分からは48万円)です。

年明けには内容更新されるはずですがご注意ください。

 

⑤提出

提出

申告書の必要項目を入力することが出来たらあとは提出に向けて必要事項を再度入力していきます。

 

慣れも大事

確定申告が2回目3回目以上の方もいらっしゃるでしょうが、年に一回ですので忘れてしまっていることも多いです。

 

またこういった作業というのは慣れが必要ですし、いざ申告書を作り始めるとあの情報がいる、この情報がいるとなって手が止まります。

事前に入力画面を見て触れておくことで少し慣れてくることでスムーズに取り掛かれる面もあるので、時間がある時に少し触ってみましょう。

 

確定申告が初めての方はむしろぶっつけ本番は不安だと思いますので今の時点では申告書を出さないのですから、やはり一度目を通しておくことをお勧めします。

まとめ

申告書を作る、というと確かに不安だし面倒に感じる方も多いでしょうが、会計ソフトを使って活用できると入力だけで手書きの部分はほとんどなくなります。

マネーフォワードを使って経理、記帳をしている方は一度確定申告書作成のページをのぞいて触ってみましょう。

 

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この記事を書いた人

京都市下京区で税理士をやっています、ジンノユーイチ(神野裕一)です。
相続や事業のお困りごとを丁寧に伺い、解決するサポートをしています。
フットワーク軽く、誠実に明るく元気に対応いたします。

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