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フリーランスになりたい人が考えておきたいこと

フリーランスになりたい人が考えておきたいこと

仕事の仕方にいろんな選択肢が出て来て年末年始にフリーランスになろうかどうしようか、考える方も多いかと思います。

仕事柄よくフリーランスのかたからご相談をいただくことがありますので、こんなことを考えてみるといいのでは、ということをお伝えします。

目次

転職ではなダメなのか?

フリーランスとして独立して開業するということは組織の後ろ盾などが一切なくなります。

今の職場環境や職場での人間関係があまりよくない、というかたにも独立という選択肢は拓かれていますが、いきなり独立しても大丈夫かどうか少し考えてみましょう。

職場や人間関係の悩みというのは組織で働く以上はつきものではありますが、フリーランスになると対顧客との関係の維持構築がメインになりますので、仕事以外で煩わしいことが減るというのは大きいです。

ただし、安定という意味では業種によってはかなり不安定になります。

イメージで言うとヤジロベーのように良いときもあれば悪い時もあって左右前後にゆらゆらと揺れる感じ。

その波を抑えるように仕事をするやり方もありますが、その不安定な感じがそもそも合わないということもあり得ます。

また自分のスキルにまだ自信がない、という場合にはフリーランスになると自発的にスキルアップ等をしないと維持さえもできなくなります。

キャリアアップをもし考えるのであれば選択肢としては転職というのもよいのではないかなと、フリーランスのかたの支援をしていると感じます。

一度自分の市場価値を見てみるという軽いつもりでもいいかなと思いますので転職サイトなどに登録してみてはどうでしょうか。

ほかにも知り合いにフリーランスのかたがいれば少しお話を聞いてみるなど、実際のところはどうなのか、というところも情報収集してみましょう。

最後は行動力ではあるのですが、資格士業などと違ってスキルで勝負みたいな業種の方は勢いだけだと初速はよくても後でガス欠になりがちです。

好きなことか得意なことか

好きなことを仕事に、というのはネットなんかでもよく見聞きしますがホントにそれでいいのかどうか。

少し立ち止まって考えてみましょう。

好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なこと、ひとつの仕事に対してもいろんなパターンがあり得ます。

組織に属していると仕事をしていてもある意味それが与えられる環境の方は多いです。

独立するとそれがなくなり依頼があった仕事をしていくということになります。

好きなことを仕事にするのももちろん良いのですが、最初に仕事を選びすぎると同じくガス欠になってしまって事業継続が困難なことも。

報酬がいただける仕事とやりたい仕事にギャップがあった時にどっちを取るか考えてみましょう。

それが自分の仕事の軸になります。

営業のしかた

勤め先から業務委託で仕事の依頼があることも多いでしょう。

その一社のみとの取引だけだと、いつか契約終了となったときに仕事がまったくない状態になります。

たくさんのフリーランスの方を見てきましたが一社専属の方は契約終了になったときにリカバリーできずにフリーランスを辞めて勤務に戻るケースもよくお見かけします。

ご本人がそれで良いなら良いですが、一度フリーランスを経験するとなかなか勤務に戻れない、ということは私自身も感じていることです。

やはり自由な仕事の仕方、時間の使い方はフリーランスの大きなメリットです。

勤務に戻って通勤の生活をもう一度というのは結構大変だろうなと想像しています。

もし長くフリーランスとしての仕事の仕方を続けていこうと考えるのでしたら、一社専属業務委託からの脱却、エージェントを介しての仕事よりも、クライアントから直接ご依頼をいただける営業のしかたを考えてみましょう。

長くフリーランスを続けている方は直接ご依頼をいただける仕組みを持っていることがかなり多いです。

まとめ

フリーランスとして独立するにあたって考えておきたいことをお伝えしました。きらきらしているように見えるかもしれませんが、実際はそうでもないかもなと思ったり。

勢いも大事ですが勢いだけだとどこかで道を見失うことになりますので特に売上に関すること、営業に関することは立ち止まって整理してみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

京都市下京区で税理士をやっています、ジンノユーイチ(神野裕一)です。
相続や事業のお困りごとを丁寧に伺い、解決するサポートをしています。
フットワーク軽く、誠実に明るく元気に対応いたします。

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