昨日の動画でClaude Codeのインストールまでやりました。実際に業務で使い始める前に、整理しておきたいことがあります。
(動画へのリンクはこちら)
税理士がClaude Codeを初めて触ってみた。失敗込みのノーカット記録
1. どこまでAIに見せるか ― 情報の扱い方を最初に決める
税理士という仕事柄、データの扱い方は特に慎重に考える必要があります。
まず確認したのが「オプトアウト設定」です。Claude Codeを含むAIツールは、デフォルトでは入力データが学習に使われる可能性があります。
税務会計の業務で使う前に、学習利用をオフにする設定がされているか必ず確認することにしました。
そのうえで、わたしが決めたルールはシンプルです。
- 財務会計データ・税務申告書類はAIがアクセスできない場所に置く
- お客様の情報を使う場合は、必ず事前に同意を得る
- まず自分の事務所のデータで試す
特に財務・税務の情報は、万が一でも外部に出るリスクをゼロにしておく必要があります。
「AIが便利だから」という理由でここを曖昧にすることは、税理士としてあってはならないことだと思っています。お客様の同意についても同様で、これは利便性より前に来るものです。
2. AIが間違えるとどうなるか ― リスクを正直に整理する
AIはかなり頼りになりますが、間違えることもあります。たとえばファイル名の提案やフォルダ構成の設計が、自分の仕事のやり方と合わないことも当然あります。
そこで重要なのが、バックアップです。AIがファイルを操作する前に、必ず元の状態を保存しておく。これはITリテラシーの話というより、仕事の基本だと思っています。
実際、Claude Codeでコードやファイルを扱うときは、変更前のバックアップが取れるときにはデータを取ることをルールにしました。
もうひとつ意識しているのは、「AIの出力をそのまま使わない」という姿勢です。
AIが提案したものを自分の仕事の文脈で確認して、判断する。このプロセスを設計しておくことが、ミスを防ぐいちばんのセーフティネットになると思っています。
相談や提案、アイデアを出したりする際には自分の考えをClaude.aiのチャットに流して壁打ちをするようにしています。そのうえで自分の考えなどがまとまってきたらプロンプト化してClaude Codeにという流れです。
3. わたしが設計した、使い始めのステップ
準備が整ったところで、実際にどこから始めるかも整理しておきました。非エンジニアの税理士がいきなり複雑な使い方をしても混乱するだけなので、ステップを踏んで慣れていく方針です。
- まずは事務所ホームページの改善とコンテンツ作成から 自分で運用しているWordPressサイトの改善に使う。お客様の情報が一切出てこない領域なので、安心して試せる。
- 次に、自分のファイル整理・業務フローのルール化 AIの提案を見ながら、自分の仕事に合うかどうかを確認しつつ進める。
- 慣れてきたら、タスク管理・顧客管理へ Notionの設定や業務効率化の仕組みづくりへステップアップする。
この進め方で特にいいと思っているのが、「Claude.aiに相談しながら進められる」という点です。
コードを書かなくても、疑問や設計の相談をClaude.aiにテキストで聞けるので、非エンジニアにとってはかなり使いやすい学習スタイルです。
実際にやってみて、この組み合わせは自分のやり方にとても合っていると感じています。
分からないことがあればClaude.aiに聞く、キャプチャやスクリーンショットの画像をつけるとうまく説明をしてくれます。
明日(5/8)の動画予告
明日は「事務所ホームページの改善提案とソースコード作成をClaude Codeでやってみた」という内容の動画をアップします。
今わたしが自分で管理・運営しているWordPressサイトは、これまでコンサルティングを受けたことがなく、手探りで作ってきました。
今回はClaude.aiで方向性を相談しながら改善提案をもらい、Claude CodeでPHPソースファイルを実際に作成するところまでやってみます。
またPHPファイルをWordpressに乗せる前にバックアップやFTPソフトの使い方を確認するための手順書もClaude.aiに確認をして作ってもらいました。
うまくいかない部分があっても、そのままの記録を残すつもりです。税理士が実際に試してみたリアルな過程を、引き続きお届けします。
