今は確定申告の時期ですので、ふるさと納税についてどれくらいの金額が妥当かを考える機会も多いと思います。
私のお客様のところでは事業所得が高い方が多く、活用していただくためにお伝えすることをまとめましたので参考にしてください。
目安金額の考え方
ふるさと納税をしようと思うと、まず目安の金額を把握しておいた方が良いです。た
だ、もう既に2026年ですので、2026年の所得に対しては来年2027年に住民税が課税されます。タイミングがずれることになりますので、その点は注意が必要です。
2026年の所得に対して2026年のふるさと納税の支払額が反映されるという流れです。
では、今年のふるさと納税の金額の目安としてどのように考えれば良いでしょうか。
例えば、去年と同じくらいの所得になりそうだということであれば、去年の金額を参考にしていくのもよいです。
一般的には、所得税の所得控除としての寄付金控除の金額と、住民税の前払い的な区分としての控除があります。
最もセーフティな金額としては、住民税の金額の2割です。
その部分は変わらず、所得税については所得税率によって変動しますので、最も安全にやりたいということであれば、住民税の2割を目安に考えていただくと良いです。
例えば、今年の確定申告書を出したときに、右上にある課税所得金額が20,000,000円という場合には、住民税は10%ですので2,000,000円の住民税がかかります。
その2割ですので、400,000円が目安になるという計算の仕方が最もセーフティで考えやすいです。
節税になるというわけではない
ふるさと納税について勘違いがあるのは、あくまで税金の前払いという位置づけが大きいということです。
節税になるというよりも、前払いをしている感覚の方が良いと思います。
その前払いをした税金に対して、前払いの特典として品物をもらったり、サービスを受けたりということができると思っておいた方が良いでしょう。
例えば、生活費という面で言うと、消耗品については日々かかるものですので、そういったものをふるさと納税で賄っている人も多いです。
トイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤、入浴剤など、日々使いそうなものについては頼んでみてもいいかもしれません。
また、食品についても定期的に送ってくれるものもあれば、お米やお酒、果物などそのタイミングで送ってくれるものもあります。
肉や野菜、魚についても専用の冷凍庫を用意してやりくりしている方もいらっしゃいます。
税金が減るというよりは、生活費の節約や買い物の時間を減らすということを目的に考えてもらうと取り組みやすいかなというのは私の考えです。
ただ、これは必ずやらないといけないというわけではありませんので、ご自身の考えやスタイルに合わせて取り入れてみると良いと思います。
注意点
税制改正によって、ふるさと納税の上限金額の設定される予定ですので、その点は注意しておいた方が良いでしょう。
また、ある程度の金額になってくると一時所得の対象になると言われています。こちらも併せて確認をしておくことをお勧めします。
いずれにしても、確定申告である程度の所得がある方はトライしてみてもいいかなと私は考えていますので、検討してみてください。
まとめ
ふるさと納税は節税というよりも「税金の前払い+返礼品」という仕組みです。
漫画家・同人作家の方で事業所得が多い場合、住民税の2割を目安に活用すると安全です。
生活費の節約として、消耗品や食品などを返礼品で賄うのも一つの方法。買い物時間も減らせる機会になるでしょう。
ただし、税制改正や一時所得の扱いには注意が必要です。ご自身のスタイルに合わせて、無理なく取り入れてみてください。
