同人作家のかたが売上2000万円で法人成りしたらどういうシミュレーションになるかお話しています。
前提条件として売上2,000万円、経費400万円、文芸美術国保と国民年金保険料で50万円の社会保険料とします。
個人事業主の場合 課税所得金額1,435万円に対して 所得税320万円、住民税143万円、社会保険料50万円、消費税90万円(簡易課税50%)として合計で約600万円です。
法人成りの場合 月100万円の役員報酬を取ると 役員報酬に対する所得税120万円、住民税80万円、社会保険料(法人負担もあわせると)280万円、法人税40万円、消費税90万円(簡易課税50%)として合計で約610万円です。
個人事業主は平均課税の適用前の金額となります。 税金総額は法人成りしたほうが有利ですが、社会保険料の増加と法人負担分を加味すると大きな違いがないシミュレーションになりました。